絶対値とは、任意のxに対し、
ならxを、 なら-xの値を取るものである。記号は 。正確に書くと
性質
であり、nが正の整数の場合、この条件に当てはまる整数の個数は となる。
これは、一度絶対値の条件を変形させると良い。上記の条件は、
と書き直すことが出来る。
かつ は1, 2, 3となる。このように、0以外でn以下の整数はnになることがわかる。絶対値は、負の整数も同様に条件にあてまるので、2nとなる。これに残りの0を入れるとよい。従って、
であり、nが正の整数の場合、この条件に当てはまる整数の個数は となる。