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ハーディー・ラマヌジャン数 (Hardy-Ramanujan Number) は、最小の自明でないタクシー数、すなわち2つの正の立方数の和として2通りに表記できる最小の数である[1]。その値は、

となる。この数字の名前は、数学者ハーディーがラマヌジャンについて述べた次のような話に由来している。

ある日、ロンドンからタクシーに乗った時、ナンバープレートが1729であることに気が付いた。ハーディーは、その数について少し考えてから、ラマヌジャンがベッドで休んでいる部屋に入って、挨拶もそこそこに、その数に対する落胆をぶちまけた。「退屈な数だったよ。不吉の前兆でなければいいんだけど。」すると、ラマヌジャンはこう言った。「それは違うよ、ハーディー。それはとても面白い数だ。2つの(正の)立方数の和として2通りにあらわせる最小の数なんだから。」 (Hofstadter 1989; Kanigel 1991; Snow 1993; Hardy 1999, pp. 13 and 68)

なお、この性質は1657年にバーナード・フラン・ベッシー[2]が既に発見していたとされる。

出典

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